平和を綴る温もりコンサート
開催日:2011年7月10日(日) 1回目10:30~12:30 2回目14:00~16:00(2回公演入替制)
入場料:1,000円
原爆投下から65年、いまや当時のことを知る人も少なくなっています。私たちは広島で受けた惨状を知り、次の世代に核廃絶の願いを伝えていかなければなりません。愛媛に住んで何かできないかとこのイベントを企画しました。
コンサートは、被爆ピアノを使って各地で平和コンサートを開いているジャズピアニスト好井一條さん。講演は、胎内被爆の語り部 石原智子さんです。合わせて、平和記念館や広島平和資料館からお借りした広島・長崎の被爆パネルや学習ビデオの上映もあります。
世界では、いんまなお核拡散の恐れが続いています。私たちの可愛い子供や孫のために原爆許すまじの詩に書かれた願を実現しましょう。
詳しくはこちら● プロフィール |
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<ジャズピアニスト 好井 一條(本名:敏彦)>
1946年(昭和21年)広島生まれ、現在は坂出市在住
母親の胎内で被爆(体内被爆)。
広島大学在学中にジャズピアニストとしてデビュー。
故松本英彦氏に才能を見いだされ、ジョージ川口、中村八大さんらとも演奏した。
2008年、国内で不要になったピアノを修復して途上国に贈っている調律師矢川光則さんと出会い、矢川さんが所有する原爆を受けた「被爆ピアノ」を演奏。体内被爆した自分と原爆に耐えたピアノが巡り合ったことに、運命的なものを感じ、それ以来、地元坂出市で被爆ピアノを囲む会「ひこむ」を結成し、原爆の生き証人として、被爆ピアノとともに音楽を通じて平和を訴え、全国をまわっている。被爆した奏者と楽器が共鳴して、聴く人の共感を得ている。今年2月には内戦の傷跡が残るアフリカのルワンダで矢川さん寄贈の修復ピアノでの「平和コンサート」が、開催され、駐ルワンダ日本大使をはじめ、現地の人々300人が参加する感動的なコンサートとなりアフリカの子供たちに勇気を与えた。
<語り部 石原 智子(いしはら ちえこ)>
1946年(昭和21年)5月17日広島生まれ
母親の胎内で被爆(体内被爆)
父親(当時27歳)、爆心地の1.8km地点で直接被爆した医療認定被爆者。
母親(当時23歳)は、翌日、父親を捜しに広島市内に入った、入市被爆者。
両親が80歳まで生き、原爆の話しを聞いて育つ。体内の安全な場所にいたのに原爆症が表れていることに核兵器の恐ろしさを体感。子育てが終わったのを機にライフワークとして活動をスタート。
1993年(平成5年)10月
広島被爆者援護会の発足とともに入会。現在、副理事長。
2009年(平成21年)
広島平和使節団の一員としてEU諸国をまわる。
平成10年以降(援護会の記録開始より)、現在までに、800余りの学校、団体、33,000人以上の若者たちとの交流で、原爆碑の案内、体験講話をしている。現在、全国の小中学校から、講演依頼が殺到している。
● お問い合わせ先 |
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お問い合わせ | 心の宝箱(ぬくもりをつなぐ会)事務局 Tel:090-4502-0179 |
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