イベント・展示の実施状況

和馬ゆはや -結海展-

開催期間:2010年6月16日(水)~6月20日(日) ※見学無料
会場:第8、9展示室
監修 中村 寛治(恵比寿・アトリエN 日本画家)
協力 相松 正悟、鈴木 典子、国広 朋子

油絵・ネックレス・ミニチュア・トールペイント・メイクポーチ・カード・ランチョンマット等、子供の頃、多くの女性が憧れていた可愛い小物を作ってみました。
小さなお姫様も、大きなお姫様も♪
是非ご高覧賜りますよう、よろしくお願い致します。

  

  

和馬ゆはや -結海展- ごあいさつ

子どもの頃、私は東京の原宿・表参道にある同潤会アパート(現在の表参道ヒルズ)に住んでいました。 歩道橋を渡った向こうに玩具屋の「キディランド」があり、外国製の玩具も多かったこの店で、私は人形を眺めたり、特に外国製のミニチュアの小物を見るのが大好きでした。
小さな私は「いつか全部買うんだ!買うんだっ!」と夢見ていました。

大きくなってどうなったかというと、自分で作るようになっていました。
話してみると多くの女性が「子どもの頃欲しかった物」を今も欲しいと思い、少しずつ集めたりしているのを知り、今回そんな「子どもの頃私が欲しかった物」や、「女性達が今でも欲しくなるようなかわいい小物」を作ってみようと、ひたすら描き、作ってみました。

そして以前、東京で個展をした時に、祖母が松山からやって来て、とても嬉しそうに何時間も私の絵を眺めていたのを思い出し、今年93歳になり、足も少し弱ってきた祖母に何としても作品を見せたい。ならば私がこちらに来ればいい-。そんな思いで今回松山市での個展を決めました。

近所の人やお友達や、かかりつけの病院のお医者さんや看護婦さんを捕まえては嬉しそうに私を見せて「孫が東京から来たっ!(^0^)」と話すおばあちゃん。
こんな孫がそんな話のネタになるなら、もうそれだけでここでやる価値が充分あるのです。おばあちゃん、孫はあなたのためにやりますよ-。

愛媛県松山市は父の生まれ故郷です。
松山城の天守閣に登って目を閉じる時、そこに昔「小さな私」の頬を撫でた優しい風を今も感じることができます。1歳の小さな私をこの素晴らしい松山の地で3ヶ月間、愛情のありったけを惜しみなく注ぎ込んで育ててくれた祖父母に、この個展がどうかその恩返しのほんの一部となりますように-。

いつも松山には私の愛するものがたくさんあり、そして私が受けた愛情の数々がたくさんたくさん詰まっている。

和馬ゆはや 略歴

  • ◆二科展出品・入選
  • ◆学展出品・賞候補 油絵『少女』
  • ◆学展出品・入選 油絵『桜の精』
  • ◆学展出品・入選 油絵『人魚姫』
  • ◆学展出品・賞候補 油絵『水晶の精』
  • ◆大井町・品川区民ギャラリーにて「永遠の君」展開催
  • ◆美術活動体ムーブ「地下鉄ムーブメント」銀座駅構内にて『恋心』ポスター展示
  • ◆ムーブアートマネジメント「T-ART」にてTシャツ『SAGAN』販売
  • ◆プロジェクト・ミッション「透明人間」舞台美術『視覚の花』垂幕制作
  • ◆ムーブアートマネジメント「クリスマスの展覧会」陶器小物・ゲストソープ販売
  • ◆ムーブアートマネジメント「T-ART」にてアクリル画Tシャツ販売
  • ◆代官山アドレス「Box Gallery ARKERS」にて小物販売

お問い合わせ先
代表者 和馬ゆはや

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