四国観光議員連盟講話を傍聴
2012年05月07日(月)|カテゴリ:萬翠荘日記
四国観光議員連盟の会議が開かれました
前半は国土交通省 四国運輸局
企画観光部長、清水一郎さんの講演を
傍聴させていただきました。
清水さんが、イギリスの日本大使館に勤務していたころ、
日本の新幹線をイギリスに売り込むために、イギリスの交通大臣を日本に連れてきて
新幹線に乗ってもらったそうです。
そのとき、窓際においたコップの水が揺れなかったのに驚き、
「東京駅到着が30秒遅れました。」と言うアナウンスにびっくり仰天!
イギリスは、2時間3時間の遅れは当たり前、来たらラッキー!と言う状態で、
「日本の新幹線の正確さ、快適さ」
をイギリスの大臣に実感してもらったことが、イギリスへの売り込み成功に繋がったとのこと。
イギリスのオリンピックでは、イギリス国内でどんどん伸びている日本の新幹線車両に
日本人観光客も驚くだろう、とも。
「イギリスは、公共の建造物にお金をかける。それは観光の対象にもなる。」
など、楽しい興味深いお話でした。
四国の観光議員の方々の会を傍聴する機会を得て、とても有益でした。
なお、清水一郎さんは、
松山南高校から、東京大学に進んだ方で、松山市の野志克仁市長と同級生です。
清水 一郎 先生
<略歴>
1967年11月生まれ
1986年 松山南高校卒
1990年 東京大学法学部卒
1990年 運輸省(現国土交通省)入省
1995年 英国ケンブリッジ大学大学院終了(法学修士)
大臣官房総務課企画専門官、在英国日本国大使館参事官、航空局企画室長などを経て、
2011年5月より現職 (国土交通省 四国運輸局 企画観光部長)