すずかけ句会「萬翠荘近辺吟行句会」
開催日:2010年4月22日(木) ※参加費無料
「すずかけ句会」は平成10年、放送大学愛媛学習センターのサークル活動として誕生しました。
当初は俳句結社「砂山」のご指導を受けましたが、現在は愛媛大学名誉教授小沼大八先生を中心に月一回の句会を続けています。
平成19年に100回記念として合同句集を発行致しました。会員は約20名、サークル俳句として会員それぞれの個性を大切にしながら笑いのある自由な句会を続けておりますので、興味のある方は是非ご参加ください。
● すずかけ句会(平成22年4月22日 愚陀佛庵にて開催)
- 春泥に足を取られて愚陀仏庵 (恒男)
- 山藤の雨をふふみて閑かなり (美枝子)
- 山笑う愚陀佛庵の句会かな (吉彦)
- 邸内を歩けばロマン朧かな (みやと)
- 春嵐萬翠荘のうろこ屋根 (宏美)
- 余花の雨白舎の森を降り包む (洋子)
- ビルの町藤の花から透かし見る (澄枝)
- 萬翠荘貴婦人となり雨まとう (教恵)
- 子規さんを真似し横臥す春畳 (正一)
- 子規の声よもつひらさか若葉雨 (聰美)
- ガンセンター駅から十分青き踏む (清数)
- 大正の春を装う館かな (鬼代春)
- 苔清水木々の梢の鱗屋根 (博)
- 床の間の都忘れと子規の額 (昌子)
- 春霖や二枝の楠空覆う (由子)
- 愚陀仏は如何なる仏や春の雨 (洋一)
- 夏山路雨降りしきる句碑ひとつ (朗)
- 子規思い漱石思い春の雨 (幸子)
● お問い合わせ先 |
---|
代表者 | 田内 聰美 |
---|